火花散る
山岳ステージ。
意外にもシモーニ脱落。
絞られた集団から早々とディルーカがアタック。
下りの得意なサヴォルデッリが前をぐいぐい引く。
サヴォルデッリが脚を使い切ったあとは自ら踏みまくる。
今年のジロで一番熱いシーンだったんじゃなかろうか。
1分以上縮めても、まだコンタドールと20秒ほどの差。
ゴール付近で抜けたリッコも詰めきれず4秒差。
アスタナが集団コントロールで疲弊する可能性はあれど、
前日あまり動きを見せなかったコンタドールが
最後の山岳ステージ、どう動くかわからない。
本当に疲弊していたのか。もしそうでなければ。
ただ一度逆転されても、最終ステージは
ミラノでの個人TTなのでコンタドールに有利。
2日連続でコンタドールを千切らないと
リッコ、ディルーカに優勝の目はない。
それでも期待してしまう。